つづき。

101雑感

審判にタイムを要求し、ボールを持って塁くんのところに駆け寄りました。そして、塁くんにボールを手渡し、

 

「がんばって」

 

とだけ言い、逃げるようにして帰ってきました。それで精一杯。そのあと塁くんが立ち直ったのか、そしてチームは勝ったのか、そんな記憶はもうありませんが、でもはじめてピッチャーにかけよって一言だけ声をかけた、その記憶だけは今でも残っています。で、あんなに恥ずかしかったことなのに、一度やってしまうともう次は簡単にできてしまうんです。

 

しっかりしろ!

 

の意味をこめて強いボールを塁くんに返球したりだとか。でもそのあたりからチームが変わっていったと思います。またいつかの機会で話したいと思いますが、私が小学校4年生の頃、強豪チームにはまったく歯が立たず、それこそ今で言ったら不動に対するペガサスだったチームが6年生になったときには神奈川区で優勝するチームにまで成長したのです。

 

殻を破るっていうのは確かに難しいかもしれないけど、殻を破らないと次のステージには行けない。なかなか破れないその殻をもっと違うアプローチで破れるようにしてあげないといけないのかな、と思ったりもする涼しい夏の夜なのでした。

 

 

羽ばたけ、ペガサス!

声を出そう。
雨。